コーヒー豆の品種の違いを楽しめる! 「スターバックス®︎ シングルオリジンシリーズ エルサルバドル モンテカルロス エステート パカマラ」の感想
今回の記事は、スターバックスから発売された新しいシングルオリジンシリーズ「エルサルバドル モンテカルロス エステート パカマラ」の感想です。
今回、スターバックスのシングルオリジンシリーズから、3種類のコーヒー豆が同時に発売されており、それぞれ「パカマラ」、「カトゥアイ」、「ブルボン」の品種違いのコーヒー豆3種を楽しむことができます。
さらに、これらの豆が全て同じ農園で収穫された、という点が今回のおもしろいところ!
3種類全てがエルサルバドルにあるモンテカルロス農園で栽培されたコーヒーなので、土壌条件(テロワール)はほぼ一緒!
コーヒーの味に影響を与える要素の一つ「品種」の違いを楽しめるラインナップになっています。
前回の記事では「カトゥアイ」の感想を書いたので、今回は「パカマラ」についての感想です。
エルサルバドルについて
「パカマラ」や「カトゥアイ」といったコーヒーの品種については前回の記事に書いたので、今回の記事ではエルサルバドルという国について少し触れていきたいと思います。
エルサルバドルはラテンアメリカにある国で、メキシコやグァテマラのやや右下。
国土は約21,040㎢とあまり広くなく、九州の約半分ほどです。
元々はスペインの植民地ということもあり、公用語はスペイン語で宗教はカトリック。
残念ながら治安はそれほど良くはなく、以前書いたホンジュラスも治安の悪い国ですが、
このエルサルバドルも強盗や殺人などの凶悪犯罪が多いそうです。
photo by Dennis Tang
そんなエルサルバドルですが、国花にコーヒーの花が選ばれるほどコーヒーは国を象徴する農作物。
コーヒー栽培自体は19世紀から行われていますが、最近は質の高いコーヒー豆をたくさん産出する国として有名です。
火山の多いエルサルバドルでは土壌にミネラル分が多く、コーヒー栽培にかなり適しており、
今後のコーヒー産業の成長が期待される国の一つです。
公式情報
名称:スターバックス® シングルオリジンシリーズ エルサルバドル モンテカルロス エステート パカマラ
生産地:ラテンアメリカ
生産国:エルサルバドル
加工法:水洗式
ロースト:ミディアムロースト(中煎り)
酸味:MEDIUM
コク:MEDIUMキーワード:Balanced & Floral(バランスのよい、フローラルな)
相性のよいフレーバー:はちみつ, ショートブレッド
公式情報にある通り、「パカマラ」は他のコーヒー豆より大粒なのが特徴。
このモンテカルロス農園が初めてパカマラを栽培した農園だそうです。
感想
まずは全体的な感想から。
前回感想を書いたカトゥアイと比べると、キーワードにもある通りとてもバランスのよいコーヒーでした。
さっぱりめのフルーツを感じるコーヒーでもなく、かといって苦すぎるわけでもなくとても飲みやすい!
温度が落ち着いてきても味は落ちにくく、最後まで美味しく飲めるコーヒーでした。
それでは、各コーヒー器具ごとの感想を書いてきたいと思います。
ペーパーフィルター
全体的な感想で書いた通り、今回のパカマラはかなりバランスのよいコーヒー。
そんなパカマラをペーパーフィルターで淹れると、とても軽く、すごく飲みやすいコーヒーに仕上がりました。
温度が落ち着いてくると、紅茶のような飲みやすさというかさっぱり感の味わいになります。
一番飲みやすい淹れ方!と言われたら、今回はこのペーパーフィルターを選ぶかな!
ソロフィルター
ソロフィルターは、前回のカトゥアイ同様、あまりお勧めできない仕上がりになりました。
美味しくないわけではないのですが、いまいちこのコーヒー豆の個性が見えにくい。。。
淹れ方は間違っていないはずなんだけど。。。
ソロフィルターについてはこちらから
コーヒープレス
今回一番美味しく飲めるな、と思った抽出方法がこのコーヒープレスでした。
「フローラル」というキーワードが唯一わかるような気がする抽出方法。
そもそもフローラルって中々想像しづらいのですが笑
コーヒープレスで淹れると、「これがフローラルってことかな、、、」くらいには感じることができます。
コーヒープレスについてはこちらから
まとめ
今回の記事では、スターバックスのシングルオリジンシリーズ「エルサルバドル モンテカルロス エステート パカマラ」の感想を書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
次回の記事で最後の1種「ブルボン」の感想を書いていこうと思うので、ぜひご覧いただければと思います!