コーヒー豆の品種の違いを楽しめる! 「スターバックス®︎ シングルオリジンシリーズ エルサルバドル モンテカルロス エステート カトゥアイ」の感想
今回の記事ではスターバックスが発売した新しいシングルオリジンシリーズ「エルサルバドル モンテカルロス エステート カトゥアイ」の感想を書いていきたいと思います。
今回、スターバックスのシングルオリジンシリーズから、3種類のコーヒー豆が同時に発売されており、
それぞれ「パカマラ」、「カトゥアイ」、「ブルボン」の品種違いのコーヒー豆3種を楽しむことができます。
さらに、これらの豆が全て同じ農園で収穫された、という点が今回のおもしろいところ!
3種類全てがエルサルバドルにあるモンテカルロス農園で栽培されたコーヒーなので、土壌条件(テロワール)はほぼ一緒!
コーヒーの味に影響を与える要素の一つ「品種」の違いを楽しめるラインナップになっています。
今回の記事では「カトゥアイ」について感想を書いていきます!
コーヒーの品種について
今回のコーヒーの感想を書く前に、少しコーヒーの品種について触れていきたいと思います。
コーヒー豆が採れるコーヒーの木はアカネ科の植物です。
このコーヒーの木には大きく分けて以下の3種があります。
- アラビカ種
- カネフォーラ種(ロブスタ種)
- リベリカ種
現在、皆さんが口にするコーヒーの多くはアラビカ種であり、特徴をざっくりと書くと「栽培が少し難しいけれど、優れた香りと味を持つ」です。
アラビカ種とカネフォーラ種についてはこちらの記事で紹介しているので興味のある方はぜひ!
今回のシングルオリジンシリーズで発売された「パカマラ」、「カトゥアイ」、「ブルボン」はこのアラビカ種をさらに細かく分類した(栽培)品種にあたります。
つまり、アラビカ種のパカマラ、アラビカ種のカトゥアイ、アラビカ種のブルボンみたいな感じです。
今回の記事で扱う品種「カトゥアイ」はムンドノーボという品種とカトゥーラという品種の交雑種です。
ムンドノーボ?カトゥーラ?となるかもしれませんが、この辺りを書いていくとこの章がかなり長くなってしまうので、いずれどこかの記事で書いてみたいと思いますので、今は
「モンテカルロス農園で採れたアラビカ種のカトゥアイという品種のコーヒー」
ととらえて頂ければ十分かと思います。
それでは、「カトゥアイ」の感想を書いていきます。
公式情報
名称:スターバックス® シングルオリジンシリーズ エルサルバドル モンテカルロス エステート カトゥアイ
生産地:ラテンアメリカ
生産国:エルサルバドル
加工法:水洗式
ロースト:ミディアムロースト(中煎り)
酸味:MEDIUM
コク:LIGHTキーワード:Juicy & Bright(ジューシーな、鮮やかな)
相性のよいフレーバー:アップル, ピーチ, フルーツタルト
感想
まずは全体的な感想から。
相性の良いフレーバーにフルーツが散りばめられている通り、フルーツのような甘みを感じることのできるコーヒーでした!
また、キーワードにも「ジューシー」とある通り、後味がしつこくなくさっぱりと飲めるコーヒーです。
特に、コーヒープレスで淹れると相性の良いフレーバーにある「ピーチ」のような甘みと香りを本当に感じることができ、とても驚きます。
それでは、各コーヒー器具ごとの感想を書いてきたいと思います。
ペーパーフィルター
ジューシーというキーワードを一番感じることができる淹れ方だなと思いました。
すごくさっぱりしていて爽やかなコーヒーに仕上がり、紅茶のような味のするコーヒーだなと思いました。
温度が落ち着いてくると、苦みもほどよく感じるようになってきて、さらに飲みやすくなります。
ソロフィルター
今回の抽出方法では最も印象に残らないコーヒーに仕上がりました。
りんごを感じるような酸味はおもしろいな、と思ったのですが、それ以外は特に特筆する味がありませんでした。
今回のコーヒー豆ではあまりおすすめできない抽出方法です。
ソロフィルターについてはこちらから
コーヒープレス
今回一番美味しいと感じた抽出方法。
本当に「ピーチ」の風味と香りを感じる、とてもおもしろいコーヒーが抽出できます!
さらに、ピーチの甘みと酸味をも感じることができ、糖度が控えめのピーチを感じることができます。
温度が落ち着いてくるとピーチティーのような甘みと爽やかさを感じることができ、少し冷めても美味しく飲むことができました。
コーヒープレスについてはこちらから
まとめ
今回の記事ではスターバックスから新しく発売れされたシングルオリジンシリーズ「エルサルバドル モンテカルロス エステート カトゥアイ」の感想を書いてきましたがいかがでしたでしょうか。
他の2種についても近々感想を書いていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします!