コーヒープレスの美味しい淹れ方! コーヒー豆本来の味を楽しめる素晴らしい器具♪
みなさんはコーヒープレスというコーヒー器具をご存知でしょうか?
見たことはある!くらいの方が大多数の、少しマイナーなコーヒー器具ですが、実はこのコーヒープレス、コーヒー豆本来の味を楽しめる素晴らしい器具なんです♪
今回の記事では、そんなあまり知られていないけど、とても優秀なコーヒー器具「コーヒープレス」についてご紹介していきます。
コーヒープレスの特徴から使い方まで、ご紹介していければと思いますので、みなさんのコーヒー器具選びのご参考になればうれしいです^ ^
コーヒープレスってどんな器具?
それでは最初に、コーヒープレスという器具について簡単にご紹介していきます。
コーヒープレスは、「浸漬式」と呼ばれる抽出方式のコーヒー器具です。
「浸漬式」というと少し難しく感じますが、文字通り、コーヒー豆をお湯に浸して漬けてコーヒーを抽出する方法のことで、とても単純な抽出方法の一つです。
フランスで大流行
別名「フレンチプレス」とも呼ばれるこの器具は、1950年代に一家にほぼ一台あると言われるくらいフランスで大流行したため、そのような別名が付けられました。
ヨーロッパでは割とメジャーな器具ですが、日本では紅茶を淹れる器具としてのイメージが強いのではないでしょうか?
これは、日本でコーヒー器具として売れなかったため、紅茶用の美しい抽出器具として売り出したところ、大人気になったため、紅茶に使う器具というイメージがついたそうです^ ^
コーヒープレスで淹れたコーヒーの特徴
コーヒープレスで抽出したコーヒーは、コーヒー豆の持つ個性や味、香りをダイレクトに楽しむことができます♪
これは、コーヒープレスが金属のフィルターを使用しているため、焙煎したコーヒー豆に含まれる油分(コーヒーオイル)が持つ香りや個性を損なわずに、コーヒーを抽出することができるからです。
その反面、品質のよくないコーヒー豆を使ってしまうと、雑味やえぐみもダイレクトに抽出してしまうため、正直おいしくないコーヒーができあがってしまいます。。。
それでも最近は質の悪いコーヒー豆を見ることもなくなってきたので、コーヒーの劣化さえ気を付ければ、とてもおいしいコーヒーが簡単に飲める素晴らしい器具です♪
コーヒープレスの使い方
それでは、この章で実際にコーヒープレスの使い方を解説していきます。
難しい手順は全くなく、簡単においしいコーヒーを淹れることができますよ^ ^
手順1:コーヒー豆を計量し粗挽きで挽く
時間をかけて抽出する方式なので、挽き具合は粗めで用意します。
手順2:コーヒー豆を器具に入れ、コーヒーの豆の量に合わせたお湯を注ぐ
コーヒー豆17gを器具に入れて、
お湯300mlを注ぎます。
お湯は沸騰したてのお湯ではなく、沸騰後少し温度が落ち着いてから使うのがおすすめです♪
※大きいサイズのコーヒープレスを使用する場合は、コーヒー豆10gに対しお湯180mlの比率で、コーヒープレスのサイズに合わせて分量を増やしていきましょう。
手順3:水面に浮いているコーヒー豆をお湯になじませる
コーヒー豆には油分が含まれるため、お湯を注ぐと挽いた豆が水面に浮いてきます。
それをヘラやスプーンを使い、優しくお湯となじませてあげます。
きれいになじませてあげると、お湯、コーヒー豆、コーヒー豆から出た泡、の3層ができます。
手順4:抽出が完了するまで待つ
蓋をして4分間待ちます。
このとき、出っ張っている棒は押し下げないように注意しましょう。
手順5:プランジャー(金属フィルター)を下げ、コーヒーをカップに注ぐ
4分間たったら、棒を上から押し下げます。
これで、金属のフィルターが下がっていき、コーヒー豆が下に集まります。
コーヒーカップに注いだら完成です^ ^
勢いよくプランジャーを下げるとあふれ出してしまうことがあるので注意しましょう!
以上がコーヒープレスを使ってコーヒーを入れる手順です。
手順を見ていただくとわかる通り、誰がやっても失敗の少ない手順だけなので、コーヒープレスはプロが淹れても家庭で淹れても、ほぼ同じ味を出すことができる(味の再現性が高い)器具と言われています。
コーヒープレスの手入れ方法
コーヒープレスの手入れはとても簡単です。
金属フィルターと棒は、ネジのようにとまっているだけなので、それを外して写真のように分解します。
あとは、それぞれをぬるま湯と中性洗剤で優しく洗って自然乾燥するだけ!
どうです?簡単でしょう^ ^
まとめ
今回の記事では、コーヒープレスという器具をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
コーヒープレスは、使い方が簡単でお手入れも簡単、けれど味は本格的という、とてもおすすめな器具です。
抽出時間の4分間は手を離れるため、休日などの時間があるときはもちろん、出勤前など比較的時間がないときにコーヒーを淹れる器具としてもおすすめです♪
デザインを選ばなければ、それほど値段が張る器具でもないので、興味を持っていただけた方はぜひお試しください^ ^