世界の紅茶の産地をご紹介【ケニア】|世界で愛されるケニア紅茶の歴史と特徴、おすすめの楽しみ方まで
皆さんこんにちは!
そして、サイトへのご訪問ありがとうございます。
今回の記事では紅茶の産地【ケニア】についてご紹介していきます。
ケニアの紅茶はその独自の風味と力強い味わいで知られています。そんなケニアの紅茶について、その歴史、特徴、おすすめの飲み方などご紹介していきますので、ぜひ最後までお付き合いください^ ^
ケニア
ケニアは東アフリカに位置し、美しい自然景観が広がる国です。
サバンナ、山岳地帯、湖沼地帯など多様な地形が特徴で、マサイ・マラ国立保護区やアンボセリ国立公園など、野生生物保護区も有名です。
ケニア紅茶の歴史
ケニアの紅茶の歴史は、19世紀後半から始まり、20世紀初頭に本格的に発展しました。
イギリスの植民地政府が紅茶の栽培を奨励し、紅茶の試験的な栽培が開始されたところ、ケニアの気候と土壌が紅茶に適していることが発見され、ケニアに紅茶プランテーションが増加しました。
1963年にケニアが独立し、政府が紅茶農家への支援を開始したところ、多くの農家が紅茶の栽培に参加し、紅茶の生産量が急増します。
現在ではケニアの紅茶はその品質と風味で国際市場で高く評価され、世界有数の紅茶生産国となっています。
ケニア紅茶の特徴
ケニア紅茶は、その力強く濃厚な味わいが特徴とされています。
ケニアの茶葉から抽出される紅茶は、深い色合いと豊かな香りを持っており、紅茶の風味を最大限楽しむことができます。
また、ケニアではアッサム種の茶樹がメインに栽培されているため、茶葉の大きさものケニアの紅茶の大きな特徴です。
大きな茶葉には豊かな風味と香りが茶葉に十分に含まれているため、急須やティーバッグで使うのに適していて、淹れた際に紅茶の美味しさを最大限引き出してくれます。
ケニア紅茶の代表的な紅茶の産地
ケニアには多くの紅茶産地がありますが、今回はその中のいくつかをご紹介していきます。
ケリチョ紅茶地域(Kericho)
ケリチョは、ケニアで最も有名な紅茶産地の一つです。
リフトバレー地域に位置し、標高が高いために涼しい気候が特徴で、この地域からは高品質な紅茶が生産され、多くの茶園が点在しています。
ニャンザ州(Nyanza)
ケニアの西部に位置するニャンザ州も重要な紅茶産地です。
特にキスム(Kisumu)周辺地域で生産される紅茶は高品質で、地元の農家が積極的に紅茶栽培に取り組んでいます。
ニャンダ州(Nandi)
ニャンダ州もケニアの紅茶産地として名高く、標高の高い丘陵地帯で紅茶が栽培されています。
この地域の紅茶は、その力強い味わいと風味で知られています。
エンブ(Embu)
エンブ州は中央ケニアに位置し、標高の高い地域で紅茶が生産されています。
エンブ紅茶は風味豊かであり、多くの国内外の茶ブランドがこの地域の茶葉を使用しています。
ケニア紅茶の世界からの評価
ケニア紅茶は世界中で高く評価されており、品質と風味において競争力があります。
その高い品質管理が国際市場でも高い評価を受けていて、ケニアの紅茶は、多くの有名な紅茶ブランドにも使用されています。
ケニア紅茶のおすすめの飲み方
ケニア紅茶は、その濃厚な味わいから、ミルクや砂糖を加えて楽しむことが一般的です。
しかし、ケニアの紅茶本来の風味を最大限に楽しむためには、ストレートティーで抽出することもおすすめです。
1人分につきティースプーン1杯分(約2gから2.5g)の茶葉を、約200mlから250mlのお湯を使用し、3分から5分程度蒸らしてお楽しみください!
まとめ
今回の記事では、ケニアの紅茶についての魅力と特徴、歴史、おすすめの飲み方についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ケニアの風光明媚な紅茶産地で育まれる茶葉は、その力強い味わいで紅茶愛好家を魅了しています。
今回の記事でケニアの紅茶に興味を持っていただけた方は、ぜひその独自の風味を楽しんでいただければと思います^ ^