コールドブリューコーヒーは食品安全衛生上注意が必要であることが判明

※画像はイメージです。

コールドブリューと食の安全

コールドブリューコーヒーには様々な抽出方法がありますが、どの抽出方法にも共通するのが「熱を加えずに長時間かけてコーヒーの粉を水に浸す必要があるため、他の抽出方法と比べコーヒーの粉と常温の水が接触している時間が長い」ことです。

抽出する際の温度が低いのでホットコーヒーよりも酸味が少なく甘みが増えますが、その一方で安全性に課題が生じることがあります。

それは常温の水に浸っている時間が長いことで様々な微生物の繁殖が活性化する可能性があることです。

適切な食品安全対策が重要

ジョージア大学の研究者が行った最近の研究では、大腸菌やサルモネラ菌といった一部の病原体はコールドブリューの中で生存可能であることがわかりました。

そのため適切な食品安全対策がなされていないコーヒーショップでは、コールドブリューコーヒーの中でこれらの細菌が増殖してしまう可能性があります。

  • 器具の十分な消毒
  • 仕込み時は手洗いをしたうえで手袋を着用する
  • 保管する際は冷蔵

また、コーヒーショップでは安全対策がなされていることが多いですが、各家庭でコールドブリューを作る場合も同様の対策が必要となります。

安全性に配慮しておいしいコールドブリューコーヒーを

コールドブリューコーヒーはホットコーヒーに比べて、酸味が少なく甘みが多いとても美味しいコーヒーです。

食品安全衛生に気を付け、今年の夏もおいしいコールドブリューコーヒーを楽しみましょう^ ^

参考記事:

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