これからコーヒーを始める方におすすめなコーヒー豆の選び方|コーヒーを趣味にしよう 第2回
皆さん、こんにちは!
そして、サイトへのご訪問ありがとうございます^ ^
皆さんは、コーヒー豆を買いにお店に行ったとき、
コーヒー豆の種類がありすぎて、どれを選んでよいかわからない。。。
なんて、困ったことはありませんか?
今回の記事では、そんな経験がある方々も含め、これからコーヒーを始める方におすすめなコーヒー豆の選び方をご紹介していきます!
コロナの終息がまだまだ先になりそうな今、ぜひお気に入りのコーヒー豆を見つけて、自宅コーヒーを始めてみてはいかがでしょうか?^ ^
まずは自分の好きなコーヒーの味を確認しよう
それでは最初に、ご自身の好きなコーヒーの系統を考えてみましょう^ ^
苦めのコーヒーが好き、あっさりめのコーヒーが好き、などなど、色々と好みがあると思いますが、まずはぜひこちら分類でご自身の好みを分類してみてください。
- 苦み:強め or 弱め
- 酸味:多め or 少なめ
- コク:あっさりめ or 重め
ある程度好みのコーヒーの特徴が絞れたら、その好みに近いコーヒーを探していきましょう!
コーヒー豆の味を決める要素
ご自身のコーヒーの好みをふり返ったところで、続いてコーヒー豆の味を決める要素を見ていきましょう!
コーヒーの豆の味を決める要素は無数にあります。コーヒー豆の「品種」、「加工法」、「土壌」や「日照量」、「産地」などなどなど。
正直ややこしすぎてとっつきにくい。。。と、ここで諦めてしまう方もたくさんいるのですが、コーヒーを始めたばかりの方には、私はまずこの2つの要素だけを考えて頂きます。
- コーヒーの産地
- 焙煎度
この産地と焙煎度をざっくりとでよいので理解すると、ご自身の好みのコーヒー豆が格段に見つかりやすくなります^ ^
それでは、それぞれの要素について見ていきましょう!
コーヒーの産地
まずは、コーヒーの産地についてです。
産地と言っても、国や農園まで細かく絞ってしまうと覚えるのが大変。。。ということで最初は世界地図を大きく3つの地域に分けて考えます!
中南米
中南米の代表的な国は、
- グアテマラ
- コロンビア
- ブラジル
- コスタリカ
などです。
この中南米のコーヒーは、さっぱりめでスタンダードなコーヒーが多いです。
大きな個性はあまりないのですが、とても飲みやすく、ブレンドのベースに使われることも多い地域。
アジア
アジアの代表的な国は、
- インドネシア(スマトラ、トラジャ)
- パプアニューギニア
- インド
などです。
このアジアのコーヒーは、しっかりとしていて力強いコーヒーが多いです。
ハーブやスパイス、大地を感じる(earthyと表現します)風味を持っていて、深煎りにして飲まれることが多いイメージの地域。
アフリカ
アフリカの代表的な国は、
- ケニア
- エチオピア・イエメン
- ルワンダ
- タンザニア
などです。
このアフリカのコーヒーは、非常に個性が強く、フルーティーな味わいのコーヒーが多いです。
シトラス、ベリー、トロピカルフルーツ、など様々な個性の風味を持ったコーヒーが多い地域。
以上がコーヒーの産地のざっくりとした分類です。
もちろん、同じ地域でも国や農園によって違いはありますが、それでもコーヒーを選ぶ最初の一歩めとしては、十分かなと思います^ ^
焙煎度
続いて、焙煎度について見ていきましょう!
焙煎は、コーヒーの生豆に熱を加え、コーヒー豆の成分に化学変化を起こし、おいしいコーヒーが持つ成分を生み出す工程です。
こちらも、ライトロースト、シナモンロースト、イタリアンロースト、、、など8種類ほどの区分けがあるのですが、正直覚えるのが大変。。。
そこで、焙煎度についても最初は浅煎り・中煎り・深煎りの3種類で考えましょう!
浅煎り
浅煎りは3種類の中で、一番熱を加えていない状態のコーヒー豆です。
この浅く煎った時点では、コーヒー豆の苦み成分などがあまり生成されていない状態なので、浅煎りのコーヒー豆で淹れたコーヒーは、苦みがあまり強くなく、酸味が多めのさっぱりめとしたコーヒーになります。
中煎り
つづいて中煎り。
浅煎りのコーヒー豆より、コーヒー豆の成分の生成が進んでいるので、中煎りのコーヒー豆で淹れたコーヒーは、ほどよい苦みとほどよい酸味、ほどよいコクを持つコーヒーになります。
深煎り
最後に、最も熱を加えた深煎り。
化学反応が進み、コーヒー豆の苦み成分しっかりと生成され、逆に酸味などの成分は揮発してくるので、苦みが強く、酸味がほとんどないコーヒーになります。
さらに、深煎りの豆は写真を見ていただくとわかる通り、コーヒー豆の表面がオイルでテカテカするくらいコーヒーオイルが生成されるので、コクも強め(舌の上から無くなりにくい)コーヒーになります。
以上が焙煎についてのざっくりとした解説です。
こちらもさらに細かく分類することができるのですが、それはコーヒーがさらに楽しくなってから、ぜひ調べてみてください^ ^
コーヒーの味を推測する
さて最後に本日の本題、ご自身の好みに合ったコーヒーを探す方法についてお話します。
これまで見ていただいた通り、産地と焙煎度を見ると、ある程度コーヒーの味を推測することができるようになります。
- アフリカ産の浅煎りコーヒー:さっぱりとしていてフルーティーなコーヒー
- 中南米産の中煎りコーヒー:苦みや酸味がほど良いスタンダードなコーヒー
- アジア産の深煎りコーヒー:どっしりと重く、苦みが強いコーヒー
あとはぜひ、ご自身の味の好みに近そうな組み合わせのコーヒー豆を試してみましょう!
もちろん、同じ中南米産の中煎りコーヒーでも、コロンビアやグアテマラといった国ごとに、多少の味の違いはあるのですが、ご自身の好みのコーヒーを探すための大枠の指標にはなるはずです^ ^
そうしてコーヒーを探すのが楽しくなってきたら、ぜひ、国や農園、焙煎度やコーヒー豆の品種などを詳しく調べて、ご自身の好みのコーヒーを探していきましょう♪
まとめ
さて、今回の記事では、ご自身の好みのコーヒーの探し方を解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
まずは、「大きな分類での産地」と「大きな分類での焙煎度」でコーヒー豆を探してみてください^ ^
きっと、皆さんの好みに近いコーヒー豆が、見つかるはずですよ♪