【2021年発売】スタバ「サンドライド エチオピア シダマ」の感想・レビュー|驚くべきフルーティーさと加工法の秘密

今回の記事では、スターバックスのシングルオリジンシリーズから登場した「サンドライド エチオピア シダマ」の感想をレビューしていきます。
このコーヒー、実際に飲んでみて最初に感じたのは、「まるで果実をかじったような、圧倒的なフルーティーさ」です!
スタバでは珍しい「サンドライド(乾燥式)」で仕上げられているため、コーヒー特有の苦味もしっかりあるのに、「熟したプラムやベリーの甘酸っぱさ」が口いっぱいに広がります。
さらに面白いのが、少し冷めてきた時の味の変化。
温度が下がると「紅茶のような華やかな風味」や、後味に「チョコレートのような優しい甘み」が顔を出し、一杯のコーヒーで様々な表情を楽しむことができます。
この記事では、そんなエチオピア シダマの正直な味のレビューから、聞き慣れない「サンドライド」という加工法についてまで、詳しくご紹介していきます。
コーヒーの加工法「サンドライド(乾燥式)」について

今回のコーヒーの最大の特徴であり、美味しさの鍵を握っているのが「サンドライド(乾燥式、ナチュラル)」という加工法です。
そもそもコーヒーの加工法(精製法)とは、収穫した赤いコーヒーの実から、中にある「生豆」を取り出す作業のこと。
(▼これがコーヒーの実の構造です。果肉の中に豆が入っています。)
通常、スタバの多くの豆は水洗式(ウォッシュド)という方法で作られますが、今回のサンドライドは違います。
収穫した実を「果肉がついたまま天日でじっくり乾燥」させ、カラカラになってから豆を取り出します。
こうすることで、果肉の持っている甘みやフルーティーな風味が豆に染み込み、ワインのような芳醇な香りが生まれるというわけ!
まさに、太陽と時間の恵みが詰まった製法です。
「加工法でそんなに味が変わるの?」と気になった方は、ぜひこちらの記事も覗いてみてください。「知れば知るほどコーヒーが美味しくなる」加工法の世界、かなり面白いですよ♪
👉 【徹底解説】コーヒーの味が劇的に変わる!? 4つの加工法(精製法)の違いとは
「フルーツの宝石箱」と呼ばれる産地、シダマ
今回の豆の故郷である「シダマ地方(Sidama)」は、コーヒー発祥の地エチオピアの中でも、特に「フルーティーさ」を持つ豆の産地として有名です。
この地域で生産されたコーヒーを表現する言葉には、「ベリー」「ブラックチェリー」「ピーチ」「グレープフルーツ」など、様々なフルーツのがずらりと並びます。
どのお店で飲んでも必ずと言っていいほど「フルーツ」に例えられる。それほどまでに、シダマのコーヒーは華やかな個性を持っています。
「シダモ」と「シダマ」、何が違うの?

今から2年ほど前の2018年、スターバックスから「サンドライド エチオピア シダモ」というシングルオリジンシリーズのコーヒー豆が発売されました。
ざっくり言うと、
- 「シダモ」:広いエリアを指すブランド名(旧シダモ州全体)
- 「シダマ」:現在のシダマ州に限定した名前
つまり今回の「シダマ」は、広いシダモエリアの中でも、より産地を絞り込んだ「純粋なシダマ産の豆」ということ!
範囲を限定した分、その土地ならではの個性がよりダイレクトに楽しめる一杯になっている、と言えるかもしれません。
(※詳しい定義の違いが気になるマニアックな方は、こちらの記事で深掘り解説されていますのでぜひ!)

それでは前置きが長くなりましたが、「サンドライド エチオピア シダマ」の感想へと移っていきます^ ^
サンドライド エチオピア シダマ 公式情報

名称:スターバックス® サンドライド エチオピア シダマ
生産地:アフリカ(エチオピア/シダマ地方)
加工法:乾燥式
酸味:LOW
コク:FULL
キーワード:Black Cherry & Dark Chocolate Notes(ブラックチェリーとダークチョコレートを思わせる風味)
相性のよいフレーバー:ベリー類 チョコレート芳醇で、甘みと深い味わいが楽しめる日本限定のコーヒー
芳しいラベンダーのような香りに熟したプラムやオレンジゼストを思わせる風味と、ココアのようなエキゾチックな後味が特徴のコーヒーです。エチオピア シダマ地方の小規模農園で栽培、収穫時に手作業で丁寧に選別し、専用の乾燥台でムラなく均一に乾燥させた伝統的な手法から生まれました。
サンドライド エチオピア シダマの感想

今回の「サンドライド エチオピア シダマ」は、「芳醇なベリーの香りと、ビターな余韻が交差する、大人のフルーツコーヒー」といったコーヒーでした!
苦味の中に咲く「ベリー」の華やかさ
まず一口飲んでみると、スタバらしい深煎りのしっかりとした苦味とコクがガツンと来ます。
でも、そこで終わらないのがこの豆のすごいところ。
その苦味の奥から、ラズベリーやダークチェリーのような、甘酸っぱくて濃厚なベリーの風味がふわっと溢れ出てきます。
そして飲み込んだ後には、ほんのりとチョコレートのような甘い余韻が残る…。
まるで「高級なフルーツチョコ」を食べているような、リッチな満足感がありました♪
冷めると「紅茶」に変身!?
さらに面白いのが、温度による味の変化です。
少し時間が経ってコーヒーが冷めてくると、先ほどの苦味がスッと引いて、今度は「華やかな紅茶(ティー)」のような風味が顔を出します。
一杯の中で、濃厚なコーヒーから爽やかなティーのような味わいまで楽しめる。
この「ドラマチックな変化」こそ、個性豊かなシダマならではの体験だなと感動しました^ ^
友人曰く「アフリカのスパイス感」?
ちなみに、一時期アフリカに住んでいた友人に飲ませてみたところ、こんなおもしろい感想が返ってきました。
「これ、現地の料理に使われるスパイスとか、アフリカの地ビールみたいな独特な香りがする!」
言われてみれば確かに、ただフルーティーなだけじゃない、どこかエキゾチックで野性的な香り(スパイス感)も隠れている気がします。
これぞまさに、本場エチオピアのテロワール(土地の個性)なのかもしれませんね。
ハマる人にはとことんハマる味!
正直に言うと、非常に個性が強いコーヒーなので、「いつもの飲みやすいコーヒーが好き」という方には、少し好みが分かれるかもしれません。
でも、「普通の味じゃつまらない!」「個性的なコーヒーが好き」という方には、これ以上ないほどおすすめの一杯です。
興味のある方はぜひ、この「飲むたびに発見がある不思議なコーヒー」を体験してみてください^ ^
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