コーヒー豆の【フレンチロースト】について解説|フレンチローストの特徴やその魅力、相性の良いフードまで
皆さんこんにちは!
そして、サイトへのご訪問ありがとうございます^ ^
今回の記事では、コーヒーの【フレンチロースト】についてお話ししていきます。
フレンチローストとは?といった疑問から、起源や特徴、相性の良いフードについてもお話ししていきますので、ぜひ最後までお付き合いください^ ^
フレンチローストとは?
フレンチローストは、コーヒー豆の焙煎度合いを指す用語で、他のローストと比べて焙煎が濃厚な段階を指します。
コーヒー豆を焙煎する際に焙煎時間を長くし、豆の内部温度を高め、コーヒー豆が最もダークで深い茶色から黒に近い色合いに仕上がった状態をフレンチローストと呼びます。
フレンチローストの起源
フレンチローストの起源ははっきりとはしませんが、「フランス」で生まれた説と「アメリカ」で生まれたという説があります。
フランスで生まれた説:
19世紀頃、当時コーヒーの焙煎が盛んにおこなわれていた、フランスで生まれ、1960年代に世界に広まっていった。
アメリカで生まれた説
18世紀末から19世紀初頭、当時のアメリカでより濃厚で深い味わいのコーヒーが流行していて、これがフレンチローストスタイルの焙煎の始まりとなった。
いずれの説でも「19世紀初頭に始まった」とされているので、コーヒーの歴史の中では、比較的歴史が浅い飲み方、ということがわかります。
フレンチローストの味の特徴
フレンチローストの特徴は、その濃厚な味わいと低い酸味、オイリーな表面、そして炭を思わせる香りです。
これらの特徴は、コーヒー豆の焙煎度合いの高さによるもので、特にエスプレッソや濃厚なブラックコーヒーとして人気があります。
濃厚な味わい
フレンチローストは濃厚で深い味わいが非常に特徴的です。
これは、フレンチローストの焙煎度合いが高いため、コーヒー豆内部の糖分やアミノ酸が強く反応し、コーヒーに濃厚な味わいと風味が付加されるためです。
低い酸味
フレンチローストの豆は酸味が少ないため、酸味を好まない人にも適しています。
口に含んだ瞬間、まるでダークチョコレートのような苦みと甘み、トーストのような香ばしい風味が広がります。
オイリーな表面
フレンチローストのコーヒー豆は、焙煎度合いの高さにより、その表面にコーヒーオイルが多く含まれています。
このコーヒーオイルが風味を封じ込め、コーヒーに深いコクと滑らかさをもたらします。
炭焼けのような香り
フレンチローストの焙煎プロセスは、コーヒー豆に独特の炭焼けのような香りを与えます。
この香りは、多くの人にとって魅力的で、コーヒーを深く楽しむ要素の一つとなっています。
フレンチローストとイタリアンローストの違い
イタリアンローストもフレンチローストと同様、焙煎度が深いコーヒー豆を指します。
どちらも深煎りのコーヒー豆を指すのですが、どちらの焙煎がより深いか?は、実は国や地域によって異なります。
一般的にはイタリアンローストの方が焙煎度が深いとされていますが、アメリカの西海岸などではフレンチローストの方が焙煎度が深いとされていたりもします。
そこで、最初のうちはあまり深く考えず、イタリアンローストやフレンチローストと聞いたら、焙煎が深いコーヒー豆なんだな、と考えて大きく間違いはないかな、と思います^ ^
フレンチローストと相性の良いフード
フレンチローストのコーヒーは、その濃厚な味わいと深い風味から、同じ風味や苦みを持つフードとの相性がとても良いです。
チョコレート
フレンチローストのコーヒーは、濃厚なチョコレートデザート(チョコレートケーキ、トリュフなど)と相性が抜群です。
濃厚なコーヒーとチョコレートの組み合わせは、お互いの風味を引き立て合います。
ナッツ
ナッツ(特にアーモンドやヘーゼルナッツ)は、フレンチローストのコーヒーと相性が良く、コーヒーの苦味とナッツのクリーミーさが絶妙に調和します。
ナッツをローストしたり、ナッツ入りの焼き菓子と一緒に楽しむのもおすすめです。
シナモンロール
シナモンロールやシナモン風味のペストリーは、フレンチローストのコーヒーと相性が良い甘いお菓子の一つです。
シナモンのスパイシーさとコーヒーの深さが相まって、ほっと一息つける組み合わせとなります^ ^
まとめ
今回の記事ではフレンチローストについてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか?
その濃厚で深い味わいが非常に特徴的で、多くのファンがいますが、反面コーヒーの好みによっては評価が分かれることもあります。
今回の記事でもし興味を持っていただけましたら、個性的で魅力的なフレンチローストのコーヒーを、ぜひお試しいただければと思います^ ^