コーヒーと植物学

コーヒー豆の品種に詳しくなる 「ゲイシャ種」

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コーヒー好きなら一度は聞いたことがある「ゲイシャ」というコーヒー。
「ゲイシャ」はコーヒーの栽培品種の名称で、その独特のフレーバーや味から人気が高い。

この記事ではそんな「ゲイシャ」コーヒーについて紹介していく。
ちなみにゲイシャの語源はエチオピアの村の名前で、「芸者」とは全く関係ない。
これはWikipediaにも書いてあるかなり有名なダジャレ。

コーヒーの品種と「ゲイシャ」


コーヒーの木は植物で、その木からとれるコーヒー豆は農作物である。

そんなコーヒーの木には品種や栽培品種といった分類がある。
最も有名なコーヒーの品種は「アラビカ種」で、こちらの記事でも解説しているのでよかったら。

コーヒー豆の種類 「アラビカ100%」の「アラビカ」って何だ?

さて、この記事で取り上げるゲイシャはアラビカ種の中の栽培品種の名前であり、つまりは
「アラビカ種の中のゲイシャ種という栽培品種のコーヒーの木」
である。
そのゲイシャ種のコーヒーの木から収穫できたコーヒー豆を「ゲイシャ」と呼んでいる。

ゲイシャの特徴


ゲイシャ種は非常に「高級」な品種である。
これは、2004年にパナマで行われたカッピング・コンテスト(コーヒーのミスコンみたいなもの)で堂々の1位を入手し、かなりの高額で落札されたことがきっかけである。これ以降ゲイシャ種は高級品種として注目されることになった。

それでは、そんなシンデレラストーリを持つゲイシャの魅力と特徴を見ていこう。

ゲイシャ・フレーバーとその成分

まずはゲイシャ種の最大の特徴であり魅力「ゲイシャ・フレーバー」について。

「ゲイシャ・フレーバー」は上質なゲイシャを浅煎り〜中煎りにしたときに香るレモンやオレンジ、時には紅茶のように感じるコーヒーとは思えない柑橘系の香りのこと。
実際にゲイシャ種を何度か飲んだことがあるが、本当に紅茶の香りがするから不思議。

この香りの成分はまだ解明されていないが、「リナロール」という成分が候補に挙げられている。これは紅茶のアールグレイの香りづけに使われるベルガモットの香りの成分。
そのため、コーヒーに少しだけアールグレイティーを混ぜて抽出するとなんちゃってゲイシャ種ができあがる。

ちなみに、芸者さんやお相撲さんとすれ違うときほんのり香る甘い香りは「鬢付油」の香り。
これも非常に魅力的な芸者フレーバー。
はい、ごめんなさい。

味わいの特徴


ゲイシャ種のコーヒーの味もレモンティーのような柑橘系の果実を思わせるさっぱりとした味になる
これはゲイシャを深煎りにしてしまうと上述のゲイシャ・フレーバーが失われてしまうため、基本的に浅煎りから中煎りで飲まれるためである。

そんなさっぱりとした味わいにゲイシャフレーバーが加わると、まるで高級なレモンティーを飲んでいるかのような不思議な感覚に出会うことができる。

まとめ

  • 「ゲイシャ」はコーヒーの木の栽培品種の名前
  • ゲイシャは高価なコーヒー豆
  • 最大の特徴はゲイシャ・フレーバー
  • ゲイシャと芸者は関係がない

エチオピアとコーヒーについてはこちら

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