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値段は張るけど一度は飲みたい! コーヒー豆の品種「ゲイシャ種」のご紹介|コーヒーの品種に詳しくなろう

皆さん、こんにちは!
そして、サイトへのご訪問ありがとうございます^ ^

皆さんは、「ゲイシャ」というコーヒー豆の品種をご存じでしょうか?

日本でも一時期ブームが起きたこのゲイシャ種、名前は聞いたことがあるけれど、どんなコーヒー豆かよくわからない、という方も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、そんなコーヒーの品種の一つ「ゲイシャ」コーヒーについて紹介していきます!

ゲイシャ種の味や香りの特徴から、その名前の由来まで、色々とご紹介していきますので、皆さんのコーヒー選びのご参考にしていただければ、とてもい嬉しいです^ ^

コーヒーの品種とゲイシャ種


それではさっそく、ゲイシャ種についてご紹介してきます^ ^

冒頭でもご紹介しましたが、「ゲイシャ」はコーヒーの品種の1つで、正確には「コーヒーの品種の1つアラビカ種の栽培品種の中の1種類」です。

コーヒーには大きく分けて3つの品種があり、

  • アラビカ種
  • ロブスタ種(カネフォラ種)
  • ティピカ種

この、アラビカ種の中の1種類がゲイシャ種です。

ゲイシャ種はエチオピア生まれ


ゲイシャ種はもともと1930年代初めに、エチオピアのゲイシャ(ゲシャ)村で発見されました。

その後、ケニアやタンザニアを経てコスタリカへ渡り、現在生産が盛んなパナマへと伝わっていきます。

ゲイシャ種は高級な品種


コーヒーに少し詳しい方であれば、「ゲイシャ種のコーヒー」と聞くと、非常に高価なコーヒーという印象を受けると思います。

これは、2004年にパナマで行われたカッピング・コンテスト(コーヒー豆の品評会)でゲイシャ種のコーヒー豆が堂々の1位に輝き、通常の取引価格の20倍近くの高額で落札されたことが原因です。

この高額落札がきっかけとなり、このカッピングコンテスト以降、ゲイシャ種は高級なコーヒーの品種として注目されることになります。

実際ゲイシャ種は、他のコーヒーの品種と比べ、かなり高額な値段設定になっています。

ゲイシャ種最大の特徴:ゲイシャ・フレーバー


ゲイシャ種のコーヒーの最大の特徴であり魅力、それは「ゲイシャ・フレーバー」と呼ばれる香りです。

ゲイシャ・フレーバーは、上質なゲイシャ種のコーヒー豆を浅煎り〜中煎りにしたときに香る、レモンやオレンジ、時には高級な紅茶を思わせる、コーヒーとは思えない柑橘系の香りのことです。

実際に僕も何度かゲイシャ種を飲んだことがあるのですが、本当にコーヒーから紅茶のような繊細な香りを感じることができるからとても不思議^ ^;

この香りの成分はまだ解明されていないのですが、この成分の候補として、アールグレイティーの香りづけに使われる「リナロール」という成分が挙げられています。

コーヒー豆からアールグレイティーの香り成分が出てくるなんて、コーヒーの世界はまだまだ解明されていないことが多そうです^ ^

ゲイシャ種の味わいの特徴


さて、そんなゲイシャ種のコーヒーの味ですが、香りだけでなく、そのコーヒーの味も、レモンティーや柑橘系のフルーツを思わせる、さっぱりとしたコーヒーであることが多いです。

これは、ゲイシャ種のコーヒー豆の繊細な香りや味わいを最大限楽しめるよう、コーヒー豆を浅煎り~中煎りで焙煎して、抽出もその繊細さを損なわないように丁寧に抽出されることが多いためです。

少しお値段は張りますが、その金額以上の感動を与えてくれるゲイシャ種のコーヒー!興味がある方はぜひお試しいただければと思います^ ^

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