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コーヒー豆の挽き具合一覧! 美味しいコーヒーを飲むための「挽き具合」をご紹介

皆さんこんにちは!
そして、サイトへのご訪問ありがとうございます^ ^

今回の記事では、「コーヒー豆の挽き具合」ということで、コーヒーを抽出する際の、コーヒーの粉の粗さについてお話していきます^ ^

コーヒー豆の挽き具合はコーヒーの味に影響する、と知りつつも、ついついお店の人のお任せで挽いてもらったり、既に挽いてあるコーヒー豆を購入している、という方も多いのではないでしょうか。

器具に合わせたコーヒー豆の挽き具合から、なぜ挽き具合をしくじると大変なのか?についてまでご紹介していきますので、皆さんのコーヒー選びのお手伝いになれれば嬉しいです^ ^

なぜコーヒー豆を挽くのか


それでは最初に、そもそもなんでコーヒー豆は挽いて使うのか、について簡単にお話しします^ ^

コーヒー豆を挽いて使う理由、それはコーヒー豆の成分をお湯に溶け出しやすくする、ためです!

コーヒー豆を挽くことによって、コーヒー豆とお湯が触れる面積が数千倍にも増えて、私たちはほんの数分間でコーヒーを淹れることができるようになります^ ^

コーヒー豆の挽き具合によって変わること


さらに、コーヒー豆は挽き具合によって成分の溶け出しやすさが変わります。

具体的には、コーヒー豆を細かく挽けば挽くほど(粉の大きさを小さくすればするほど)、コーヒー豆の成分はお湯に溶けだしやすくなります。

では、どんなコーヒー豆でも細かく挽けば、短時間でたくさんの成分が抽出された美味しいコーヒーが飲めるのでは?

と思うのですが、残念ながらそうはいきません^ ^;

細かく挽いて困ること


コーヒー豆の中には苦みや酸味といった美味しい成分だけではなく、えぐみや雑味といった美味しくない成分も入っています。

時間をかけて抽出するタイプのコーヒー器具に細かく挽いたコーヒー豆を使ってしまうと、雑味やえぐみが入り混じった美味しくないコーヒーになってしまうんです。

また、ペーパーフィルターなどのフィルターを使う場合は、細かく挽きすぎたコーヒー粉を使うと、フィルターの目に粉が詰まってしまい、コーヒーの抽出を邪魔し、こちらも雑味やえぐみが入った美味しくないコーヒーになってしまいます。。。

そこで、コーヒー豆の挽き具合は、
抽出するコーヒー器具に応じて選ぶこと
が非常に大切になってきます^ ^

器具ごとに適した挽き具合

前段が長くなりましたが、実際に器具ごとに適した挽き具合をご紹介していきます^ ^

お持ちのコーヒー器具のみをご参考にして頂いても大丈夫ですが、こんな器具もあるんだ程度に最後までお付き合いいただければ嬉しいです^ ^

台形/円錐ペーパーフィルター


皆さんが普段見かける台形フィルターや円錐フィルターは、中挽きから中細挽きで挽いたコーヒー豆を使用します。

基本的には中細挽きくらいでを、あっさりめが好きな方は中挽きを選びましょう^ ^

特にHARIO-V60などのドリッパーで円錐フィルターを使用する場合は、お湯を注ぐ速度でもコーヒーの濃さを調節することもできますよ!

ウェーブフィルター


フィルターが波打つ形をしているウェーブフィルターは、中挽きから粗挽きで挽いたコーヒー豆を使用するのがおすすめです。

上2つのペーパーフィルターより、コーヒーの抽出にかかる時間が長いため、挽き具合も上2つより粗めに設定します。

コーヒープレス


コーヒープレスでコーヒーを抽出るときは、粗挽きのコーヒー豆を使用します!

時間をかけて抽出する器具なので、細かく挽いてしまうとえぐみや雑味が入り混じったコーヒーができあがってしまいます。

適した挽き具合のコーヒー豆を使用してコーヒープレスを淹れると、コーヒー豆の個性をダイレクトに楽しむことができますよ^ ^

パーコレーター


キャンプなどでよく使われるコーヒー器具のパーコレーター、こちらもコーヒープレスと同様に粗挽きのコーヒー豆を使用しましょう。

パーコレーターも時間をかけてコーヒーの味を煮出す器具なので、細かく挽いてしまうとえぐみや雑味が強いコーヒーができあがってしまいます。

モカポット(マキネッタ)


ビアレッティで有名なモカポットでコーヒーを淹れる際は、細挽きのコーヒー豆を使用します。

こちらもパーコレーターのように直接火にかけて使用する器具ですが、短時間で抽出が完了するため細かめのコーヒー豆を使用してコーヒーを淹れます。

サイフォン


ご自宅にお持ちの方は少ないかもしれませんがw、サイフォンでコーヒーを抽出するときは中細挽きから中挽きのコーヒー豆を使用します。

中細挽きから中挽きの範囲内であれば、あとは抽出時間を調節してご自身の好みの味を探していきましょう^ ^

エスプレッソマシン


エスプレッソマシンを使用する場合は、極細挽きのコーヒー豆を使用します。

コーヒー豆の成分を蒸気と圧力を使用して、短時間で一気に抽出流する方式なので、ココアパウダーのようにサラサラになるまで挽いたコーヒー豆で抽出しましょう!

最後に


コーヒー器具に合わせたコーヒー豆の挽き具合を色々ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

お店でコーヒー豆を挽いてもらう方は、店員さんにこの挽き具合を伝えてもよいですし、使用しているコーヒー器具を伝えるだけで適した粗さでコーヒー豆を挽いてくれます!

ぜひ、お使いのコーヒー器具に合った挽き具合のコーヒー豆で、美味しいコーヒーをお楽しみいただければと思います^ ^

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