コーヒーの生産地で世界一周!|コーヒーベルトを通して世界のコーヒーの産地を見てみよう!
皆さんこんにちは!
そして、サイトへのご訪問ありがとうございます^ ^
今回の記事では「コーヒーベルトを通して世界一周を!」ということで、コーヒーベルトに沿って世界中のコーヒーの産地をご紹介していきます。
この記事で皆さんがコーヒーの生産地に少しでも興味を持っていただけると、とても嬉しいです^ ^
コーヒーベルト(Coffee Belt)
それでは最初に、コーヒーベルト(Coffee Belt)について簡単にお話していきます^ ^
コーヒー豆が収穫できる「コーヒーの木」は熱帯性の植物で、主に赤道を挟んだ緯度±25°以内の地域で栽培されています。
このコーヒーが栽培可能な地域で地球をぐるっと一周した帯状の地域、それが「コーヒーベルト」です!
今回はこのコーヒーベルトに沿って、各大陸ごとに代表的なコーヒーの生産国をご紹介してきます^ ^
中南米(ラテンアメリカ)
ブラジル
まずは世界最大のコーヒー生産国のブラジル!
コーヒーの栽培は主にブラジル南東部で行われていて、広大な面積や気候・地形といった条件が、コーヒー栽培に非常に適している国です。
なんと世界のコーヒーの生産量の80%がブラジルだった時代(1920年頃)もあり、現在も世界最大のコーヒー生産国として私たちにコーヒーを提供してくれています^ ^
コロンビア
コロンビアもブラジル同様コーヒーの生産でとても有名な国です。
アンデス山脈が作り出す気候はコーヒーの栽培に非常に適していて、常に世界のコーヒー生産量ランキングの上位にランクインしています。
コロンビアのコーヒーのイメージキャラクター「フアン・バルデス(Juan Valdez)」も世界的に有名で、皆さんもどこかで目にしたことがあるのではないでしょうか^ ^
グアテマラ
グアテマラは国の面積が大きくないため、コーヒーの生産量はそれほど多くはありませんが、有名なコーヒー生産地をたくさん持つ国です。
代表的な生産地として、
- コバン
- アカテナンゴ
- アンティグア
- ウエウエテナンゴ
などが挙げられ、生産地ごとにコーヒーの特徴が少しずつ異なるため、グアテマラは多種多様なコーヒー豆を世界に送り出しています^ ^
アフリカ
エチオピア
エチオピアは「コーヒー発祥の地」と言われている国で、アラビカ種のコーヒーの木の遺伝的な多様性が世界一豊かな国です。
そのためエチオピアのコーヒーは個性的な風味や味を持つものが多く、世界中にエチオピアコーヒーのファンがいます。
最近では日本でエチオピアのイルガチェフェで栽培されたコーヒーがちょっとしたブームになっていましたね^ ^
ケニア
ケニアのコーヒー栽培は19世紀末に西欧の人々によって開始されました。
独自のコーヒー豆の格付け・等級制度を設けている国で、コーヒー豆を様々な大きさの穴が空いたふるいにかけて、大きさでグレード付けしています。
特に格付けAAのコーヒー豆は、非常に複雑で上質な香味を持つコーヒーを抽出できるため、ケニアも世界中に多くのファンがいるコーヒー生産国です^ ^
アジア・太平洋
インドネシア
インドネシアのコーヒー栽培は1711年には始まっており、オランダ東インド会社経由でヨーロッパに輸出されていました。
実に14,000近くの島々を持つ国で、その中でも
- スマトラ島
- ジャワ島
- スラウェシ島
などの島で栽培されるコーヒーがとても有名です。
それぞれの島ごとにコーヒーの味わいに特徴があるため、インドネシアも多種多様なコーヒーを世界に送り出しています^ ^
インド
インドネシアよりさらに前、1670年にはコーヒーの栽培が始まっていたインドですが、日本でのインドコーヒーの知名度はそれほど高くはありません。
しかし近年では、コーヒーの生産量で常に世界トップ10に入っており、コーヒーの生産国としても実は有名な国の一つです。
モンスーン・マラバールという個性的なコーヒーが非常に有名で、独特の香りと、まったりとした味わいに魅了されてしまう方も多いそうですよ^ ^
ハワイ
最後はハワイのご紹介です^ ^
ハワイ産のコーヒーが有名になったのはつい最近の話で、これは1980年代までコーヒーよりもサトウキビの栽培が優先されていたため、ハワイのコーヒーの栽培量が少なかったためです。
そんなハワイのコーヒーで有名なのは、何といってもコナ コーヒーではないでしょうか^ ^
ハワイ島のコナ地域で栽培されたコーヒー豆が10%以上含まれるものを「コナブレンド」として販売していて、他の生産国より人件費や生産費が高めなため、コーヒーの価格も少し高めになっています。
個人的にはハワイ産のカウ コーヒーも大好きなので、興味のある方はぜひお試しいただければと思います^ ^
コーヒーで世界一周を
コーヒーベルトを通して世界一周を!ということで、様々なコーヒー生産国をご紹介してきましたが、いかがでしょうか。
今回の記事ではまだまだお話ししきれなかった国もたくさんあるので、もしこの記事でコーヒーの生産国に興味を持っていただけたら、ぜひご自身でコーヒーの生産国を調べてみてください^ ^