Farm To Cup! コーヒー農園から私たちが飲むコーヒーになるまでを写真でわかりやすく解説!
皆さんこんにちは!
そして、サイトへのご訪問ありがとうございます^ ^
今回の記事では「Farm To Cup!」ということで、農園で栽培されているコーヒーの木から、私たちが飲むコーヒーになるまでを写真を使ってわかりやすくお話してこうと思います。
この記事を読んで、普段何気なく飲んでいるコーヒーへ少しでも興味を持っていただければとても嬉しいです^ ^
コーヒーの木
それではさっそく、コーヒー農園で栽培されているコーヒーの木からお話していきます^ ^
コーヒー豆が収穫できるコーヒーの木は、アカネ科の植物で温暖な気候(緯度±25°以内)の地域で育つ植物です。
気温以外にもコーヒーの木の栽培条件はあるのですが、コーヒーの木は赤道付近で栽培されているんだな~、くらいに思っていただければ^ ^
こちらはコーヒーの木の苗木♪
コーヒーの実は熟すと下の写真のように赤くなったり、品種によっては黄色くなったりします。
収穫
コーヒーの木に花が咲いて、大体6~8カ月ほどで収穫期が訪れます。
コーヒーの実の収穫を機械で行う地域や農園もあれば、写真のように手摘みでコーヒーの実の収穫を行う地域や農園もあり、コーヒーの生産地によっては多くの人手が必要になります。
精製(加工)
収穫されたコーヒーの実は、「精製(加工)」と呼ばれる工程に移っていきます。
コーヒーの実の中には、上の写真のように私たちが知るコーヒーの生豆が2つ入っていて、「精製」はコーヒーの実からこの生豆を取り出す工程です。
下の写真は、「水洗式」と呼ばれる方法でコーヒーの実の精製を行う工場の様子。
水洗式の精製法では、写真のように大規模な設備とたくさんの水を使い、コーヒーの皮や果肉を洗い流して、コーヒーの生豆を取り出していきます。
こちらが取り出したコーヒーの生豆。
生豆
精製工程で取り出したコーヒーの生豆は、乾燥させて水分量を減らしていきます。上の写真は、生豆を地面に広げて乾かしている様子です。
このようにコーヒーの生豆を乾燥させて水分量を減らすことで、移送する際や他の国へ輸出する際に、生豆が腐りにくくなり、売り物にならないコーヒー豆を減らすことができます。
こうして乾燥させた生豆から、異物(小石や枝)と欠点豆(品質が劣るコーヒー豆)を取り除き(選別)、格付け(グレーディング)を行い、いよいよコーヒー豆が出荷され、様々な国へ運ばれていきます^ ^
焙煎
出荷されたコーヒーの生豆を焙煎する(熱を加える)ことで、化学変化を起こし、コーヒーの美味しい成分を引き出していきます。
こちらが工場で焙煎された直後のコーヒー豆です。湯気の量から焙煎直後のコーヒー豆の熱量が感じられますねw
個人で焙煎する際や、コーヒーの産地によっては、下の写真のように直火で焙煎することもあります。
ミルで粉砕
焙煎したコーヒー豆からコーヒーの成分を抽出しやすくするために、コーヒー豆を砕く(挽く)工程へと移っていきます。
コーヒー豆を挽く粗さの違いで、コーヒー成分の抽出されやすさが変わるので、使用するコーヒー器具によって挽き具合を変えてあげることが、美味しいコーヒーを飲むためにはとても重要なんですよ^ ^
コーヒー器具で抽出
こうしてコーヒー豆をグラインドし、ようやくコーヒーを淹れる準備が整いました^ ^
上の写真のようにハンドドリップで抽出したり、
コーヒープレスで抽出したり、
エスプレッソマシンで抽出したり、
することで、私たちが普段飲んでいるコーヒーができあがります!
まとめ
かなりざっくりとではありますが、コーヒー農園から私たちが飲むコーヒーになるまでをお話してきました^ ^
普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、農園から私たちのもとに運ばれてくるまで、様々な工程や様々な人手を通ってきているんだなと感じ、この記事で少しでもコーヒーに興味を持っていただけたら嬉しいです^ ^