酸味の少ないコーヒーの選び方! 何を基準に選べばいいの?|コーヒーを趣味にしよう第4回
皆さんこんにちは!
そして、サイトへのご訪問ありがとうございます^ ^
今回の記事では、コーヒーを趣味にしよう第4回「酸味の少ないコーヒー豆の選び方」についてお話していきます。
最近は良質なコーヒーが増えてきたため、
酸味のあるコーヒー = 美味しくないコーヒー
と思う方は減っていますが、
「それでも酸味のあるコーヒーは苦手。。。」
という方のコーヒー選びのご参考になれば嬉しいです^ ^
酸味は悪いものじゃない
まず今回の本題「酸味の少ないコーヒーの選び方」についてお話しする前に、コーヒーの酸味は悪いものではないということについてお話しさせてください^ ^
コーヒーに含まれる酸味には2種類あって、美味しい酸味と美味しくない酸味があります。
美味しい酸味
コーヒーの美味しい酸味成分には、生豆の段階で含まれる「クエン酸」や「リンゴ酸」、焙煎の過程で生まれる「キナ酸」などがあり、これらの酸味成分の中には果物に含まれる酸味もあります。
そこで、グレープフルーツやリンゴが持つ酸味を「美味しい!」と感じる方は、コーヒーの酸味も好きになってもらえる可能性が高いです^ ^
美味しくない酸味
美味しい酸味に対して美味しくない酸味は、焙煎後のコーヒー豆の劣化や、抽出したコーヒーの劣化によって発生する成分が原因です。
この、美味しくない酸味のコーヒーを飲んでしまって、酸味のあるコーヒーが苦手になってしまったという方もたくさんいて、そういった方に美味しい酸味のコーヒーを試していただくと、酸味のあるコーヒーが好きになった!と言って頂くことも非常に多いです^ ^
それでは、美味しい酸味もある!ということを踏まえて、
「それでもやっぱり酸味の少ないコーヒーが好き」
という方のために「酸味の少ないコーヒーの選び方」をお話していこうと思います^ ^
選び方その1:安いブレンドコーヒーは選ばない
まず大前提として、安価なブレンドコーヒーは選ばない方がよいです。
ブレンドコーヒーは、いくつかの種類のコーヒー豆を混ぜることで、それぞれのコーヒー豆の個性を活かしつつ、新しいコーヒーの魅力を作り出すことを目的としています。
しかし、価格が非常に安いブレンドコーヒーには、質の悪いコーヒー豆を使用していることがあり、美味しくない酸味を持つコーヒーである可能性があります。
もちろん、企業努力によって良質なブレンドコーヒーを安価で提供しているお店もたくさんあるので一概には言えませんが、なるべく安いブレンドコーヒーは避けた方が無難かなと思います。
選び方その2:焙煎が深いコーヒー豆を選ぶ
続いて酸味の少ないコーヒー豆を選ぶ方法として、焙煎が深いコーヒー豆を選ぶ方法があります。
焙煎が深いとは、コーヒー豆を焙煎する際に熱をたくさん加えることで、上の写真では右下のコーヒー豆が最も焙煎が深いコーヒー豆です。
コーヒーの生豆は熱を加えれば加えるほど、コーヒーの酸味になる成分が昇華していくので、焙煎が深くなればなるほど酸味が少ないコーヒーになりやすいです。
ただ、焙煎が深くなればなるほど苦みやスモーキーさも増えていくことが多いので、苦みが強いコーヒーも苦手という方は下の写真の焙煎度くらいのコーヒー豆から試してみて頂ければと思います。
選び方その3:コーヒー豆の産地で選ぶ
最後は、コーヒー豆の生産地で選ぶ方法です。
焙煎が深いコーヒー豆を選ぶ方法に比べるとあくまで参考レベルにはなりますが、酸味の少ないコーヒーになりやすい産地のコーヒー豆を選ぶというのも1つの方法です。
インドネシア産
インドネシア産のコーヒーは、酸味が少なく苦みとコクがしっかりとした特徴を持っています。
また、インドネシア産のコーヒーの特徴を最大限引き出すために焙煎を深くしていることも多いので、総じて酸味の少ないコーヒーが多くなります。
インド
日本ではあまり見かけることがありませんが、インドのコーヒーも深煎りにすると酸味がかなり少なくなりチョコレートのような風味を感じることができます。
ただし安いコーヒー豆は質の悪いコーヒーである可能性も高く、そのようなコーヒーは美味しくない酸味を強く感じてしまうことがあるので注意が必要です。
コロンビア産
コロンビアのコーヒーも酸味が少なめのコーヒーで、ほどよい苦みを持つのが特徴です。
コーヒーの質が安定していることもおすすめのポイントの一つですが、焙煎度よっては酸味を感じてしまうこともあるので、中煎り以上のコーヒー豆選んで頂ければと思います^ ^